何を信じるか、それはあなた次第  データバンク系の真実

中国は情報を金で買う、情報操作に金を出す、公開されている情報は信じられない、二重、三重の決算書があるなど様々な事が昔から言われてきています。きっとそれは真実でしょう。党からの弾圧、業績を良く見せるためにはどんな手段でも使う。人口が多い事もあり勝ち残るにはどんな卑怯な手でも使って上に上り詰める。これは競争社会の中で無法地帯になれば当たり前の原理です。

さて、日本の企業で取引を開始するときの調査手段の一つとして企業情報を確認する事があります。社長の出身大学などの個人情報も載っているこの資料。皆さん取得したことありますよね?自分で自社の情報取得は出来ません。データバンクの情報収集の仕方ご存じでしょうか?

お客さんから情報提供依頼が来ると、企業へのヒアリングを開始します。この時点で概ねどこの企業からの依頼というのもわかるはず。ヒアリング調査を受けれる場合、決算書の開示要求や経営状況の調査がります。それをまとめてお客さんに報告することになります。

ここで調査員の立場になって考えてみましょう。決算書出してくれる会社=信頼できる会社、しっかりした会社、という印象が醸成されます。こうなれば、悪い情報をなるべく書きたくないですよね。また、事前に開示情報の内容を共有もしたくなりますよね。ここからは皆さんの想像にお任せいたします。中小企業でA/B/Cランクだから良いとか、信じちゃだめですよ。大手も同じです。

日本の社会もこんなもんです。データバンク系の会社から情報入手したから安心というのは昔の話?今でも人情?裏ではしっかり結びついている人たちがいるんです。愚直に真面目に仕事をしている事がいいのは当たり前ですが、今の時代、一つの情報を信じる、裏を取らない、まかせっきりというのは良くない。自分で情報を取りに行く事をしないと詐欺にあってしまうリスクは非常に高くなります。M&Aなどで失敗するケースの一つだと思います。

どうやって日本で勝ち抜けられるのか、人生楽しく過ごせるのかを考えていきたいと思います。

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